「韓国留学、楽しみ!でも交通費ってどれくらいかかるんだろう…?」
そんな悩みを抱えている方はいませんか?
留学前の私も、そんなことを考えていました。
「学校近いし、そんなに出かけないだろうし、月2〜3万ウォンくらいかな?」
そう思っていたのですが、実際に韓国で生活を始めてみると全然違いました。
生活に慣れてくるにつれ、毎日のように外出するようになったんです。
私の場合、学校は徒歩圏内。それでも、
「今日はあのカフェ行ってみよう」
「友達とソンスでショッピング」
「今日は学校の友達と飲み会」
こんな感じで、気づけばほぼ毎日電車やバスに乗る生活に。
例えば、毎日1往復するだけで、
バス往復3,000ウォン × 30日 = 90,000ウォン(約9,000円)
私も気づけば月に8万ウォン近く交通費を使っていました。
「え、交通費だけでこんなに…?」
そう思った時に出会ったのが、気候同行カードでした。
このカード、月55,000ウォンでバス・地下鉄が乗り放題なんです。
今回は、韓国留学を控えているあなたに、絶対知っておいてほしい「気候同行カード」について徹底解説します!
韓国の交通カード、実は3種類ある
韓国で使える交通カードは、大きく分けて3種類あります。
①T-money(チャージ式)
一番メジャーな交通カード。

料金
- カード購入:3,000〜5,000ウォン(デザインによる)
- バス:片道1,500ウォン
- 地下鉄:片道1,550ウォン
- 30分以内の乗り換えは無料
購入場所
- コンビニ(CU、GS25、セブンイレブンなど)
- 地下鉄駅の券売機
メリット
• どこでも買える
• チャージも簡単
• 使った分だけ払えばいい
デメリット
• 使えば使うほど出費が増える
• 毎回チャージが面倒
• 交通費を気にしがちになる
②銀行カードの交通カード機能
韓国で銀行口座を開設すると、キャッシュカードに交通カード機能を付帯できます。
料金
• デポジット:300,000ウォン(外国人の場合・ウリ銀行の例)
※解約時に返金されます
• 運賃:T-moneyと同じ
• 翌月1日に前月分の交通費が口座からまとめて自動引き落とし
メリット
• カードを別で持たなくていい(キャッシュカード1枚でOK)
• チャージ不要で便利
• 後払いでなので、その場で残高不足になる心配がない
デメリット
- 最初に30万ウォンのデポジットが必要(返金されるとはいえ、初期費用が高い)
- 使った分だけ請求される
- 気づかないうちに使いすぎてしまう可能性がある
③気候同行カード(定額制)← 今回の主役!
ソウル市が提供する、定額制の交通カード。

料金
• カード購入:3,000ウォン
• 月額:65,000ウォン(通常)
• 月額:55,000ウォン(青年割引・39歳以下)
使えるもの
• ソウル市内のバス(市内バス、マウルバスなど)
• ソウル地下鉄(1〜9号線)
使えないもの
• 新盆唐線
• 空港バス
• 一部の広域バス
• ソウル市外(京畿道など)
メリット
• 月55,000ウォンで乗り放題
• 交通費を気にしなくていい
• 使えば使うほどお得
デメリット
• 設定がちょっと面倒
• ソウル市外は使えない
どれを選ぶべき?私の結論
結論から言うと、留学するなら気候同行カード一択です。
理由は簡単。
圧倒的にお得だから。
でも、「本当にお得なの?」って思いますよね。
実際に計算してみましょう。
何回乗ったら元が取れる?
気候同行カードの青年割引は月55,000ウォン。
バスや地下鉄の往復が約3,000ウォン。
▼計算
55,000ウォン ÷ 3,000ウォン = 約18回
つまり、月に18往復以上乗るなら、元が取れるということ。
ほぼ毎日外出する留学生なら、気候同行カードが圧倒的にお得です!
あなたはどう?
こんな人は絶対お得:
- 学校まで電車・バス通学
- 放課後に友達と遊びに行く
- カフェ巡りが好き
- 休みの日にいろんな場所に行きたい
- ソウル生活を存分に楽しみたい
つまり、普通に留学生活を楽しむなら、ほぼ確実にお得ということ。
「そんなに出かけないかも…?」って思っていても、実際に生活が始まると、思った以上に外出します。
友達もできるし、行きたい場所も増えるし、イベントもあるし。
最初から気候同行カードにしておくのが正解です。
実際に使ってみて感じた、最高なポイント
私は気候同行カードに変えてから、留学生活が激変しました。
メリット①:交通費を気にせず好きな場所に行ける
これが一番大きいです。
銀行交通カードを使っていたころは、
「今日はもう結構使ったから、歩いて帰ろうかな…」
「あのカフェ行きたいけど、交通費かかるしな…」
こんな風に、交通費を気にして行動を制限していました。
でも気候同行カードに変えてからは、
「ちょっとあのカフェ行ってみよう」
「今から明洞に買い物に行こう」
って、思いついたらすぐ行動できる。
留学生活の自由度が一気に上がりました。
メリット②:「今日は使いすぎたから、、、」と我慢しなくていい
留学って、色々お金がかかります。
だからこそ、節約できるところは節約したいですよね。
でも、交通費を気にして行動を制限するのは、本当にもったいない。
せっかくの留学、いろんな場所に行って、たくさん経験して、たくさんの思い出を作りたいはず。
気候同行カードなら、定額制だから何回乗っても追加料金なし。
「今月もう結構使っちゃったから、我慢しよう…」
なんて思わなくていいんです。
メリット③:家計管理が楽
毎月定額55,000ウォン固定なので、予算管理が圧倒的に簡単。
銀行交通カードだと、
「今月は8万ウォン、先月は5万ウォン…」
と毎月バラバラで管理が大変。
気候同行カードなら、「交通費は月55,000ウォン」と最初から決まってるので、他の生活費の予算も立てやすいです。
ちょっと注意が必要なこと
気候同行カード、めちゃくちゃおすすめですが、いくつか注意点もあります。
①ソウル市内限定
気候同行カードが使えるのは、ソウル市内だけ。
ソウル市外に行く場合は、別途料金がかかります。
▼使えない場所の例
- 仁川空港(空港バスも対象外)
- 釜山や済州島などの観光
こうした場所へ行くときは、あらかじめT-moneyにチャージしておくか、現金を用意しておきましょう。
②一部使えない路線がある
ソウル市内でも、使えない路線があります。
▼ 対象外の路線
- 新盆唐線(別料金)
- 空港バス(全路線対象外)
- 一部の広域バス
ただ、普通に留学生活を送る分には、ほとんど問題ありません。
新盆唐線以外の地下鉄と市内バスが使えれば、ソウル市内はほぼ全部移動できます。
③毎月更新が必要
気候同行カードは、最大30日券なので、毎月手動で更新する必要があります。
(詳しい設定方法は、別の記事で解説します!)
④カードを紛失したら再発行できない
気候同行カードは、紛失すると再発行できません。
普段からカードケースに入れて、しっかり管理しましょう。
万が一紛失した場合は、新しくカードを購入(3,000ウォン)して、再度30日券を購入しないといけません。
まとめ:留学するなら、気候同行カード一択
韓国留学、色々お金がかかります。
でも、交通費は工夫次第で節約できます。
そして何より、せっかくの留学、交通費を気にして行動を制限したくない。
行きたい場所に行って、会いたい人に会って、やりたいことをやって、たくさんの思い出を作りたい。
留学する皆さんも気候同行カードが気になったら、ぜひ購入してみて下さい!
次回気候同行カードの詳しい登録方法・設定手順を画像付きで解説します!
この記事が役に立てると嬉しいです。


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